200809ラダック その5(9/25)

トレッキング3日目 ヘミスシュクパチャン→リゾンゴンパ→ウレトクポ→アルチ

今日はトレッキング最終日で、ウレトクポまで行く。そこからは根性で歩くかバスが通りがかるかに期待して何とかアルチまで行きたい。

8時出発。昨日のイスラエル人が乗ったレー行きのバスに抜かれたりしながら、Tsarmangchan La(3870m)にはあっという間に到着。ヘミス・シュクパチャンには学校があるので、僕らの歩くトレッキングルートの向うから、二ノ宮金次郎ばりに教科書を広げながら子供が歩いてくるのにたくさんあった。毎日高地訓練だ。

Dsc_0618_2 Dsc_0621 

峠の正面にはヤンタンの村が見えているが、そこまでは行かないで手前を谷沿いに右に折れて、リゾン・ゴンパの方面に下っていく。しかし、どうも川が増水して流されたようで、あるべき道や橋がない。石がごろごろしている河原を時折(10回ぐらい)ジャンプして川を渡ったりしながら懸命に下る。たまに牛が変なところにいて、どうやってきたのだろうと不思議に思う。

Dsc_0647 道はどこだ。

Dsc_0645 なぜかどこにでも牛はいる。ユビキタス牛。

Dsc_0654 こんなのばっかり。

Dsc_0651 足もひねろうものです。

Dsc_0656 こういうのもよくあった。

途中、足をひねってしまったので川で冷やして、立った直後にまたひねったりとか切ないことをしながら、リゾン・ゴンパ前のジープ道に4時間ぐらいかかってようやく到達した。その嬉しいことといったら。リゾン・ゴンパ方面へ歩けどもなかなか着かない。崖沿いの道を回り込んだらチラッと見えたので、そこに荷物を置いて外観だけ見に行った。急いでいるので、中は残念ながら省略。

Dsc_0667 Dsc_0664

リゾンからウレトクポの下りは大体ジープ道を歩けたが、一部それも流されていて修復中だった。リゾンから上流のヘミス・シュクパチャンまでの道や橋が直るのはしばらくかかるだろう。もともとリゾンから先は車が入れないので、トレッカー以外には影響はないかもしれないが。

リゾンからさらに1時間半かけてウレトクポに到着。たいした集落ではないが国道に出ることができて一安心だ。国道をアルチへとぼとぼ歩いていたら、軍の荷物を運ぶ巨大なトラックが拾ってくれた。アルチへの分岐を行き過ぎてサスポルまで連れて行かれたが、それでも大変助かった。100Rs払った。サスポルからアルチ分岐の橋まで戻って、そこからさらに5kmぐらい歩いてようやく目的地のアルチのZamskhang GHに到着。ここはFさんのお勧めで、値段も安いのにいい宿だった。

Dsc_0681 アルチに行く橋。

疲れたのでご飯を食べて早々に就寝。