2009-03-01から1ヶ月間の記事一覧

家で焚き火(大平宿総集編) その0

DPZのこの「廃村に泊まる」の記事をみて、こりゃ行くしかないと思った。 なんと長野県飯田にある廃村の、囲炉裏つき古民家に泊まれるのだ。 大体、古い建物が好きだ。どれくらい好きかというと建築史を専攻していたぐらいだ。それも、当時の先生が聞いたらひ…

家で焚き火(大平宿総集編) その1

【大平宿一回目】 2007年秋 行くにあたって、美術部探検班OBのmlで誘ってみたところ、なんと10人も集まった。古民家と囲炉裏の集客力恐るべしだ。 DPZに記事が載ったのが2007年の8月のことだったが、それから下調べやスケジュール調整などして、紅葉の時期で…

家で焚き火(大平宿総集編) その2

【大平宿二回目】 2008年春 一回目は非常に楽しかった。しかし、東京から4時間かかってしまうので、一泊だと本当に宴会して終わりになってしまう。せっかくあれだけ楽しい場所なのに勿体無い。 というわけで、2008年のゴールデンウィークの5/3,4,5で、二泊三…

家で焚き火(大平宿総集編) その3

【大平宿三回目】 2008年冬 3回目は12月のはじめだった。 雪の大平宿を見てみたいと考えてた折に、関西のF田さんから「また燻製人間やんないすか」との連絡があったのが決め手で、K下さんがいけるか調べてくれた。 ・大平街道は、例年12/15ぐらいから閉鎖。…

境界線を行く(ヒマラヤ編) その1

旅行が好きであちこち行っているが、やっぱり興味が尽きないのはヒマラヤ周辺である。 この辺りは、インドと中国という大国の間に世界の屋根がドカンと立ちはだかっている形だが、よく見ると小さな国が挟まってたり、国境線がちゃんとしてなかったりしていて…

境界線を行く(ヒマラヤ編) その2

【旅行のしやすさ部門】 旅行のしやすさは、現地への行きやすさと、行ってからの移動のしやすさで比べてみよう。これらの地域は、外国人の自由な移動を許可していなかったり、入るのに入域許可証が必要だったりする場所も少なくないのだ。 なお、このページ…

境界線を行く(ヒマラヤ編) その3

【トレッキング部門】 このエリアの大きな楽しみは、もちろんヒマラヤを望むトレッキングである。日本と違って、登山とトレッキングは明確に区別されており、トレッキングは誰でも楽しむことができ、ネパールなどでは主要な産業にすらなっている。 ■チベット…

境界線を行く(ヒマラヤ編) その4

【地の果て感部門】 ヒマラヤは、北極、南極に次ぐ第三の極地といわれることもある。そんな極地感を最も感じられるのはどこだろうか。 ■チベット ★★★★ ラサの町は中国化が進んでいるけど、ちょっと郊外に行くとすぐ火星の景色になる。打ち壊されたお寺がさび…

境界線を行く(ヒマラヤ編) その5

【チベット仏教部門】 ヒマラヤ周辺のエリアを文化的に一つのものにしているのがチベット仏教だ。専門知識はなくとも、我々が知っている仏教とはどことなく違うことは分る。そんな微妙なカルチャーショックもこの地域の大きな魅力だ。 ■チベット ★★★ 聖都ラ…

境界線を行く(ヒマラヤ編) その6

【飯部門】 旅行において食事は最も重要な要素の一つだ。中国、インドはそれぞれ食事が旨いが、この地域はどうであろうか。 ■チベット ★ 申し訳ないがまずい。お湯が沸騰しても100度まで上がらないし、特殊な麦かヤクぐらいしか取れない場所なので仕方なし。…