境界線を行く(ヒマラヤ編) その4

【地の果て感部門】

ヒマラヤは、北極、南極に次ぐ第三の極地といわれることもある。そんな極地感を最も感じられるのはどこだろうか。

チベット 

ラサの町は中国化が進んでいるけど、ちょっと郊外に行くとすぐ火星の景色になる。打ち壊されたお寺がさびしい。★四つ。

Fh020034 ラサ郊外のガンデン寺。ラサから巡礼バスで2時間ぐらい。

■ネパール 

観光客が多いのと、山の中も樹木が多いので、地の果て感は比較的少ない。でもヒマラヤを見ると来るところまで来たな、と思う。★三つ。

Fh010017 プーンヒル。さすがにトレッキングのメッカだけあって人は多い。

ブータン 

緑が多いので、人は少なくても地の果て感は少ない。しかし、日本の中世に来たような、時間を遡ったような村のたたずまいに、ここはどこだ感は大きい。★三つ。

Pict0017 日本昔話?(パロの町)

■シッキム 

有名な避暑地なので、地の果て感はなし。こんなとこでも、こんなに人いるんだー、って思った

Dsc_0336 観光地だ。地の果て感はなし。

■ラダック 

デリーからの飛行機が頭に雪をかぶった山脈を越えて飛んでいく、その時からすでに極地感マックス。降りたレーの町は火星のコロニーか。当然★五つ。場所柄、道路が整備されていて軍のトラックが行き交っており、それがむしろ火星っぽさをあおる。

Dsc_0023 えっ、こんなところで下降していいの!?

Dsc_0203 ずっとこんな感じ。