家で焚き火(大平宿総集編) その0

DPZのこの「廃村に泊まる」の記事をみて、こりゃ行くしかないと思った。

なんと長野県飯田にある廃村の、囲炉裏つき古民家に泊まれるのだ。

大体、古い建物が好きだ。どれくらい好きかというと建築史を専攻していたぐらいだ。それも、当時の先生が聞いたらひっくり返りそうだが、しっかりメンテされて保存されてるのより、栄枯盛衰を感じさせるようなぼろいのがいい。廃村なんてのは、村ごと廃れてしまったわけで、住んでた方にとっては残念な話だが、見る側からすると生活感ごと凍結されていたりして、この上なく興味をそそる物件なのだ。

そして、焚き火も好きだ。やっぱり学生のころは部室の前でよく燃やしていた。今では生の火を扱う場所も機会も限られてしまっていて寂しいが、ことがあればやっぱり火は燃やしていきたい。

だから、大平宿の記事を読んで、廃村の家の中で焚き火(囲炉裏)ができると知って、こりゃ行くしかない、と思ったのだ。

そうして行ってみたら、想像以上にいい場所で、今日までに3回も行くことになった。