201012ランタン その7(12/29)
4日目。
さて、朝起きるとすこぶる調子がよい。キャンジンリ(4600m)の手前に4300mぐらいの小ピークがあるので、そこまで登って、今日はランタンまで降りてしまうことにした。Aさんも昨日ガイドと一緒にキャンジンリには行ったが、手前の小ピークには行ってないので一緒に行くというので心強い。Aさんのガイドは今日は休日である。
特に問題なくタルチョーはためく4300mの小ピークまで登って、写真撮ったり、カロリーメイト食べたりして、ゆっくり楽しんで、4時間ぐらいでキャンジンゴンパまでまた降りてきた。
この日は写真だけでお送りします。
鳥が上昇気流を捕らえて昇っていく。ヒマラヤを越えるのだろうか。
リルン氷河。モレーン(堆積土)に比べて氷河はずいぶん後退している。温暖化のせいだろうか。
小ピークから、もうちょっとだけ中国国境側に近づいて降りることにした。
左奥の白い山ヤンサテンジ(6575m)の向こうは中国である。
ヤンサテンジのアップ。一つ前の写真だとなんとなくいけちゃいそうに見えるが実はこんな。
キャンジンリまでいけなかったのはちょっと惜しかったが、非常に楽しい一日だった。
キャンジンリからランタンまで、また写真撮りながらゆっくり歩いて3時間で到着。昨日までは雲ひとつなかったのだが、降りる途中、きれいな雲やら、不思議な色の雲やらがあらわれた。この二日後のトレッキング最終日に雨が降ったのだが、キャンジンゴンパの辺りは50cmぐらい雪が積もったそうだ。天気が崩れる前兆だったのかもしれない。
きれいな雲。左の砂山はツェルゴリ(4984m)。ここまで登るトレッカーもいる。
ランタンでは、またおとといと同じPeace Full Guest Houseに投宿。早い時間についたので、バケツにお湯を入れてもらって久しぶりに頭を洗ってさっぱりした。宿泊者は僕ら二人だけだったので、リビングで家族と一緒にネパールのドラマをVCDでみた。言葉は分らないが何となくストーリーは理解できた。妙な効果音が印象的であった。
ここはよい宿でした。