2012年ケアンズ皆既日食 その2(11/11)
鳥の鳴き声で起きた。早朝から、とても寝てはいられない賑やかさ。宿はエスプラネードという海岸沿いの通りのはずれにたっているのだが、海岸は干潟になっているので、鳥が非常に多いのだ。
今日は海へ行く。今回は皆既日食のためにきたとはいえ、ケアンズと言えばグレートバリアリーフ(GBR)なのである。基本的に個人で行けるものではないので、ツアーに参加するかたちになる。この日は、ミコマスケイというさんご礁の島に船で行って、遊んで帰ってくるという一日ツアーを予約しておいた。
ミコマスケイ。ほかにもいろんなさんご礁に行くツアーが催行されている。
8時前に船に乗り込み、8時半に出航。大きなヨットだ。日本人客は十数人ぐらいいて、スタッフの方にも日本人がいるので、説明も日本語でしてくれる。シュノーケルセットや島での過ごし方などのレクチャーを受けて、10時15分ぐらいにミコマスケイに到着。
まずは、ガラス窓から海が見られる半潜水艦ツアーに参加。海がめが泳いでいたりして、期待が高まる。
その後、はしけで島に上陸してシュノーケル。白い砂に青い海、絵に描いたような無人島のビーチである。島は野鳥の保護区になっており、上陸できる部分はごくごく限られている。
めったに海に来ないが非常に楽しい。魚がごすごす岩を突いている音も聞こえる。一度、船に戻ってビュッフェスタイルのオーストラリアとは思えないおいしいランチの後、また14時ごろの出航までぷかぷか泳いでいた。
船は直接つけないので、はしけが20分おきぐらいに渡してくれる。
帰りはコーヒーなど飲みつつ他の人の話を聞いたところ、みんな日食を見に来たついでのようだ。スタッフも普段はこんなに年配の人は来ない、今回はカナダから団体がきている、というようなことを言っていた。確かに海で遊ぶツアーにしては年寄りが多いような気はしていた。ケアンズには16時過ぎに到着。
カードでキャッシングしようとしたが使えなかったので、市中の両替屋で両替をする。成田より若干レートがいいようである。夜はナイトマーケットの前のバイキング。