201504小笠原その3(5/2-3)
■5/2
雲はあるがまずまずの天気。この日から二泊、扇浦の近くの宿に移動する。バスで行ってみると、ほんとに目の前が海である。荷物を置いてジョンビーチ方面に歩きに行く。
まず舗装道路を歩いてコペペ海岸に出る。早速きれいである。
小港海外まで崖を高巻いて登り降りする。暑いが、降りた先の小港海岸が美しい。たぶん見た中では一番きれいなビーチだったと思う。小港海岸では今年も既に海がめの産卵があったとのことで、足跡もたくさんついている。
そこから中山峠まで登ると、山の手に南国の森が鬱蒼と茂っているのが見渡せる。
ブタ海岸まで降りて森の中の遊歩道をテクテク歩いていくと、大き目のネズミ捕りがたくさんおいてある。クマネズミもいたのでネズミを捕るのかと思ったら、野生化したノネコが天然記念物の鳥を食べてしまうので、ノネコを捕獲するものらしい。たくましい。捕まえたネコは内地で飼い主を探すそうである。
昼過ぎにジョンビーチに到着。沖合いに船が停泊しているが人っ子一人いない。みんなツアーに参加しているのだろうか。昼飯を食べたり、カニやハゼを追い掛け回したりして遊ぶ。
外来種グリーンアノール
帰りは高山の展望台を廻ったが、そこからクジラが見えた。遠くから大生物を見ている所為かスケール感がおかしくて最初イルカかと思ったら船ぐらいの大きさがあった。
小港海岸からはバスに乗って扇浦に戻る。
■5/3
ひたすらシュノーケルで泳ぐ日。
この辺には沈船がたくさん沈んでいる。水上に見えるのは境浦だが、宿の前の扇浦にも沈んでいるそうで、ポイントを教えてもらう。
ウェットスーツを借りて、まずは境浦に行ってみる。漁礁になっていて魚がたくさん泳いでいる。相変わらず人はいない。
干潮時分に扇浦に戻って泳いで見る。大潮の干潮なので、3mぐらいのところに船が沈んでいるのが見える。また、ビーチの両サイドの岩場に魚がたくさんいた。宿の人はこの日海がめがいたといっていたが残念ながら遭えず。
メジロたくさんいた。かわいい。