200808三斗小屋温泉

8/9、10の土日で、旅行仲間のFさんと那須岳の三斗小屋という温泉山小屋に行ってきた。

三斗小屋温泉には、二つ宿があり、そのうちの露天風呂がある方の煙草屋に泊まるのが目的。ここは立ち寄り入浴はやっていない。三斗小屋には2時間ぐらい歩かないとつけないので、温泉宿というのか、山小屋に温泉がついているというのか、微妙なところだ。

那須ロープウェイまで、JR那須塩原駅からバスが出ている。10:00発にあわせて新幹線なすの251号に乗る。東京駅は帰省客でごった返していたが、なすのは郡山行きという中途半端な新幹線なので、割と空いていた。バスはJR黒磯駅を経由して、1時間強ぐらいだ。

ロープウェイの山頂から茶臼岳までは、普通の観光客でいっぱいだ。ガレ場で歩きづらいが、ゴムサンダルの人もいた。裏に廻って、峰の茶屋跡から下って、延命水を飲んだりしながら2時過ぎに煙草屋に到着。

露天と内湯と女性専用の3つの風呂があるが、露天と内湯が時間帯によって女性専用になる。それ以外は混浴。3時から女性専用になってしまうので、急いで露天風呂に入りに行く。

穴を掘って源泉を注いだだけの露天風呂は野趣がいいが、カンカン照りなのでお湯がさめてなくてほとんど入れなかった。内湯に移って歩いてきた汗を流すが、こっちも広くていい雰囲気。

することないので、持ってきたつまみと売ってる缶ビールでだらだら過ごすうちに、夕食の時間(4:30)になった。飯は山小屋だけあってしょぼい。夕食の後は、裏手の温泉神社やもう一軒の大黒屋を見てみたり、散歩する。大黒屋は露天風呂はないが、建物は雰囲気があってよさそうだった。

夕刻、日暮れ時にあわせて再度露天にチャレンジ。向かいの流石山あたりがよく見える。雲はかかっているが、夕焼けがきれいだった。

夜は都会でクーラーかけながら寝てるのが想像できなくなるぐらい、涼しかった。

翌朝、また露天に入ってから、7:30ごろ出発。大黒屋方面に下り、3回ぐらい小さな沢を渡ったりしながら大峠に向かう。細かいアップダウンが、朝一なので辛い。熊笹地帯で、クマもいるらしいので、緊張する。

大峠に出ると、尾根筋なので見晴らしが突如としてよくなった。早い時間帯にも関わらず反対側から登ってくる人が多いので話を聞くと、林道終点から45分ぐらいでここまで上がれるそうだ。

大峠からは、風呂から見えた流石山の反対側の三本槍岳に向かって登る。傾斜はあるが、展望がよいので疲れない。途中、甲子山方面に見えた池がきれいだった。三本槍岳からはハイマツと笹で傾斜もない幸せ空間。しばらく行くと清水平という湿地まであって、もりだくさんだ。

清水平の先は、朝日岳というごつごつしたピークがある。そこから剣が峰を巻いて、昨日の峰の茶屋跡に到着。ロープウェイには乗らないで、直接駐車場に降りて、さらに大丸温泉まで降りる。2時ぐらいに到着。

大丸温泉では、大丸温泉旅館に入って汗を流した。ここは川をせき止めて露天風呂を作っている。中の温泉もきれいで具合が良い。立ち寄りは早い時間で終わってしまうので要注意だ。

大丸温泉からバスで黒磯に出て、カフェ・ド・グランボワというところで食事をとる。ここは、旧黒磯銀行だった建物で風情がある。オムライスが旨かった。

写真。