200911 庚申山荘・足尾銅山 その2

さて、本来ここからが目的の行程だったが、ここまで随分楽しんでしまった。

かじか荘には内風呂と露天の二つの温泉があるが、とくに露天風呂が素晴らしい。夜にひと気がなくなってから写真を撮ったので暗くてよく分らないが、正面に山がみえる。風呂も広くてぬるめなので、自分好みだ。

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基本コースの夕食。豪華ではないがしっかりうまい。

食事をしてテレビをみていたら、冬型の気圧配置が強まり、明日はさらに冷え込み、北陸や関東北部山間部では夜のうちに雪が20cmぐらい積もるというではないか。

ここは栃木だから雪というよりからっ風の地方だし大丈夫だよね、とかいいつつ、また露天風呂に入ってたら、なんと初雪が降ってきた。ここは北部山間部だったらしい。

かじか荘の人も今年は例外的に早い、いつもは一月ぐらい後だ、といっていた。

この連休は全国的に寒かったようだ。

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露天風呂。頭はT君。「うわ雪?!」

明日のことは明日考えよう、ということにして就寝。フトンが暖かい。庚申山荘泊の案もあったが、宿泊まりにしてよかった。ほんとによかった。

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あけて、11/3の朝。雪は止んでいい天気になっていた。

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かじか荘。民間委託?になっているようだ。

予定どおり庚申山に登ることにした。したんだが、結論からいうと、雪が積もっていたり寒かったりして、気合いと体力が足りず、途中で引き返してきた。

冬のつもりで行けば大したことはないのだが、温泉+紅葉狩りぐらいの気合いだったので、庚申山荘あたりでもういいかね、という気分になって撤退してきたのだった。

タイトルが庚申山・足尾銅山じゃなくて、庚申山荘・足尾銅山になってるあたりが正直なところである。

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だいたい、庚申渓谷を境い目にして、秋から冬になった。帰りに下山してきたら、季節を逆行したみたいだった。

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秋。紅葉がきれいですね。

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かなり秋。

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「紅葉絶景の地」とあるが、ここから冬になった。

1
あれ?

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天狗の投石にも・・・

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うっすら雪が。

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一の鳥居。

ここまで林道歩きで、ここから登山道になる。

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橋にも白いものが。

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紅葉と雪が一緒に。

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寒い。

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夫婦蛙岩。登るうちに雪がちらちら舞うようになってきた。

A
匂うもん。いや、仁王門。

B
庚申山荘。

やっとつきました。

8時半にかじか荘を出発して、11時ぐらいについた。ほぼコースタイムぐらいか。

庚申山荘は大きな小屋で、管理人不在だが中にはフトンや炊事場があり、一泊\2kで泊まれる。トイレは工事中だった。

C
一応、日なたなら5.5度ある。

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フトンも貸してくれるが、かじか荘でよかった。

D
かじか荘のオールドスクールなおにぎり弁当。   

おにぎりを食べて、ここまででいいかな、という気分になりそそくさと退散。

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猿が居た。猿も寒かろう。猿田彦神社もあった。庚申信仰のメッカだけある。

またかじか荘の露天風呂に入って、タクシーで通洞駅に戻り、来たときと同じく「わ鐵」、「りょうもう」で帰宅。

乗り換え一回で浅草から通洞にいけるってすごい。ちなみに、バスで日光駅に出ても同じぐらいのようだ。

結局、足尾銅山がメインのようになってしまったが、庚申山にも用事があったわけではないので、まあいいか。庚申講というわけでもないし。

山は気合いが復活した頃にまた行きたい。

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おまけ

E
わ鐵ポスター。

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