201404スリランカ・バンコク その3(4/28(月))

スリランカといえばセイロン紅茶だが、今日は茶園のある高原地帯のヌワラエリアに行く。

インドやこの辺は、イギリスの植民地になるまではもともと茶を飲む習慣はなく、イギリスがインドから中国にアヘンを輸出し、帰りに茶を運んできて売り払う市場を作るために、喫茶のキャンペーンを行ったのがはじめだという。

宿でトゥクトゥクを呼んでもらって、駅まで300Rs。ひと乗り300Rsが相場みたいだ。
9時ごろの鉄道で出発するが、あいにく中国人のツアーと同じ車両に乗り合わせてしまう。子供が窓側がいいから変わってくれとか厚かましい上に、その子供が大声で泣き出したりして何が何やらである。13時ごろナヌオヤ駅につき、そのままバスに乗ってヌワラエリアの町に向かう。

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NANU-OYA駅。電車だとヌワラエリアまでちょっと距離がある。

ヌワラエリアの町のイートインのパン屋で軽く昼食を取る。隣の人のアイスクリームがおいしそうだったので真似して頼んだ。雨が激しく降ってきたが、食べてるうちにやんでくれた。

バスターミナルに戻って、ラブーケリー(MackWoods)の茶園行きのバスに乗るが、なかなか満員にならず、出発しないうちにまた雨である。バスはガソリンスタンドによったり、途中でパンクしたりしながら、やっと16時前に茶園に到着。ガスっていて何も見えない。

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茶園。だいぶ補正したら景色が出てきた。

紅茶を飲んで、お土産も買ったところで、日本人カップルに会ったので話をしていたら、昨日のキャンディアンダンスで後ろに座ってたそうである。

帰りは、茶園からキャンディ行きのバスに乗ったが、途中からなので車内は混んでいて座れない。道もグネグネで立ってるのが大変である。座ってる人が立ってる人の荷物を預かる習慣らしく、僕のも持ってくれた。ちゃんと戻ってくるか、すられたりしないか心配になったが、こういう習慣の前提には人に持ち物を預けても大丈夫という信憑が社会全体にあるはずなので、物を盗むということの心的な障壁はかなり高いのではないかと思う。優れて倫理的である。

後半1時間ぐらいは座ることが出来たが、若干バス酔いした。キャンディには2時間ぐらいで到着。電車の半分ぐらいである。

キャンディはやっぱり食べるところが少なくて、さまよった挙句に昨日とは違うがやっぱり中華屋で食べていたら、日本人のYさんにあってメアドを交換する。僕はヌワラエリアとどちらにしようかと迷っていかなかった、象の孤児院に行ってきたそうである。頼んだ焼きそばはあんまりおいしくない上に、バス酔いであまり食べられなかった。

宿にはまたトゥクトゥクで戻ったが、運転手がB&Bを知らなかったらしく、36B&Bという宿の名前を聞いて、Bedが夜でBreakfastが朝か、と大うけしていた。