201502硫黄岳

2/28、3/1の週末で、夏沢鉱泉から硫黄岳に登ってきた。

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茅野駅から夏沢鉱泉の送迎車に乗り、三井の別荘地の奥で雪上車に乗り換え、桜平から歩いて、11時過ぎに夏沢鉱泉に到着。土曜日は天気がよくて、鉱泉前から北アルプスが見えた。
日曜は天気が悪い予報だったので、荷物を置いてすぐ硫黄岳に登ってしまうことにした。
オーレン小屋を過ぎると、夏沢峠まで直近のトレースがなかったが動物の足跡が代わりについていた。この辺は勾配はあるものの、スノーシューも楽しそうだ。
夏沢峠に出ると、硫黄岳の爆裂火口が良く見える。ここから傾斜が急になる。幸い風は強くなかったので良かったが、薄い雪の下は固い氷になっていて、アイゼンが効かないとちょっと怖い。エビの尻尾が風の強さを物語っている。
コンディションがよいのでさくさく登り、硫黄岳山頂には15時前に到着。目の前の赤岳方面がやっぱりかっこよい。天狗岳に、蓼科山の向こうには北アルプスが見える。御嶽山からはまだ噴煙が上がっていた。景色を十分堪能して、夕食直前の17時前に夏沢鉱泉に戻った。
夕食は、八ヶ岳産の猪肉の鍋を中心に、山小屋としてはかなり豪華だった。デザートにアイスもついた。お風呂も洗い場もちゃんとしてて気持ちよい。モンベルのツアーが入っていて混んでいたのか相部屋だったが、狭いということも無かった。夜、宿の主人の友人だというテノール歌手がエーデルワイスなどの歌を歌うサービスをしていた。
翌日はあまり天気がよくないが、根石岳に行ってみることにした。8時過ぎにでて、オーレン小屋で昨日のルートから分かれてトレースを辿っていくと、戻ってくるモンベルツアーに出会った。彼らも根石岳に行ったらしい。根石小屋で休憩してから、10分ぐらい登ったらすぐに根石岳に到着した。11時。天狗岳が目の前にみえてこっち側からも行ってみたいが、風が強いのと時間がないので今日はここまでにして、小屋に戻って昼食のカレーを食べる。
15時に帰りの雪上車に乗って、逆ルートで帰還。
新しいアイゼンの調子もよく、一日目の天気も良かったので大変楽しかった。
夏沢鉱泉は12000円とちょっと高いが、送迎つきなので悪くないと思う。ただ、一泊だと行き先が限られてしまうので、ルートは反対側に降りるとか考えたほうがいいかも。