201712ベトナム その1(ハノイ)

とくにどこに行きたいというあてもなかったので、ダナンに直行便が飛んでるということもあり、行ってなかった中部ベトナムに行くことにして10月頃にチケットをとった。が、11月上旬ぐらいから体調がいまいちで、どうしようかなと迷ったが、正月ぶらぶらしてるのもキャンセルするのも勿体ないという貧乏根性で行ってきた。

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■12/28

年末年始休暇より1日早く休んでベトナム航空で成田空港からハノイに飛ぶ。羽田からのハノイ便を間違えて成田空港に行ってしまいタクシーを飛ばしてかろうじて間に合った人の話を忘年会で聞いていたので、何度もチケットの確認をした。ANAじゃないから間違ったらまずアウトだ。
ハノイにはちょいディレイで14時過ぎに到着。空港でSIMを買って入れ替えてもらう。ほとんどどこでもWifiが飛んでいるので不要なようだが、Grabという配車アプリの認証に電話がいるのだ。タイやデリーと違って、ハノイでは都心に出るのに専用の鉄道が通っておらず、86番の外国人用のバス(路線バスより高い)に乗る。タクシーやバスがやたらぼってくるというので、警戒モードである。ロンビエンバスターミナルで降りて、現地の日系旅行代理店によって頼んでおいた鉄道の切符を受け取って支払う。サイトで予約が出来そうだが、ベトナムで認証されたカードじゃないと決済までたどり着けないのだ。IT化されているようで国外からは何かと使いづらい。社会主義国だしな。

代理店からホテルまではごみごみしたとおりを歩いて10分ぐらいである。フロントのお姉さんがかわいいしアオザイだしスタイルいいし、とても親切に見所やレストランなどを長々説明してくれるので、英語をちゃんとやっておけばよかったと深く後悔した(ちなみに、シフトの関係かこの日だけだった)。部屋も広いしあたりだ。

ホエンキアム湖の手前のおしゃれなコーヒー屋でお姉さんオススメのココナツ・アイスコーヒーを飲む。コーヒーフロートのうまい奴みたいな感じで、ハノイ北ベトナムで雨季の今は20度前後までしか気温が上がらないので、暑い頃だともっと美味しいのだろう。カフェは日本なんかよりチェーン店も独立系もいい感じの店が多かった。ライトアップされたホエンキアム湖の周りを歩いて、さらにホーチミン廟まで歩く。ここもライトアップされていて警備の人もいる。散歩してる人や体操をしている人もいる。昼間来るとまた雰囲気が違うのだろうが。

■12/29
8時にハロン湾行き一日ツアーの迎えがくる。日本人が多い時期なので、日本人だけ集めたミニバスである。大きな土産物屋で休憩を入れつつ4時間で船着場に到着。広大な駐車場にたくさんのバスが並んでいる。ここで他のバスからの外国人と合流して船に乗り込む。出航して直ぐに大皿料理の昼食が出る。味はいまいち。皆そそくさと片付けてデッキに出る。心配していた雨は降らず曇天である。島について、地元民が漕ぐボートに乗って20分ぐらいの遊覧。看板に4万ドンと書いてあるが、船を下りる前に20万ドン徴収されたので、かなりぼっている。この日系旅行代理店のサイトにも20万ドンと書いてあったので、ガイドがポケットに入れているわけではなさそうだ。あんまり気分はよくない。全部コミコミにすればいいのに。また船に戻っていろんな島を眺めて、今度は鍾乳洞に入る。中はすごいのだけど、いちいちこれは亀に見えるとか何に見えるとか書いてあって、バカみたいだと思った。17時頃、港に戻ってまた4時間かけてハノイに帰着。金曜日なので、週末のナイトマーケット(というか路上ビアガーデン?みたいなもの)をやっているので、BBQで久しぶりにビールを飲む。気分がよくなった。

201712ベトナム その2(ホイアン)

■12/30
朝から小雨が降っている。カッパを着て、9時に出発。大聖堂を抜けてハノイ駅に行き、また86番のバスで空港に向かう。ダナン行き1230発の飛行機は遅れて1500発。ダナン空港からホイアンのホテルまでタクシーに乗ったがぼられることもなくメーターで430K。18時頃にはチェックインできた。
日系の代理店でフエに行くツーリストバスを頼もうとしたがシンツアーの再販で要領を得ないので、直接シンツアーに行って予約。ホワイトローズ(ワンタン)の有名店で揚げワンタンを食べてみるが食事というかつまみだ。夜、旧市街を少し歩いてみるがよさそうな雰囲気である。

■12/31
明け方早く目が覚めてしまう。気分が重いので二度寝して7時起床。今日はホイアン旧市街散策。入り口でチケット購入。ガイドブックにいろいろ書いてあるが、5日有効だといわれた。
日本橋や古民家などをみてまわる。縦長で中庭があって、町屋に似ているところもある。保存されている古民家以外はほぼお店かカフェになっていて、飛騨高山に似ている。民族博物館的なものや、演芸をみたりして昼ぐらいまで過ごし、宿に戻って休む。
外でネットが繋がらないので確認すると、空港で買ったSIMの容量が少なかったので使い切ったようだ。地図アプリが勝手に使っているのが大きい。ただ、ほとんどどこでもwifiが使えるのでチャージはしないでこのまま行く。
夕方、対岸から旧市街を見てみる。大晦日かつランタン祭りの日なのですごい人だ。コーヒーを飲んだりしながら待っていると、17時半ぐらいから暗くなってきた。灯篭流しのようなものやライトアップしたボートが河に浮かび始める。旧市街を歩いてみるが、ランタンは昨日と同じような感じだ。ランタン祭りの日は電飾を落とすの様なことが書いてあったが、煌々とついている。後日確認したら、この日はなぜか普段と同じだったようだ。
■1/1
元旦。こちらは旧正月を祝うので、新正月は特に何もない。
チェックアウトして9時にミーソン遺跡ツアーの迎えが来る。やはり日本人ばかりで13人。道中、田んぼの代掻きなどをしているが、ほとんど手作業で大勢人が出ている。
ミーソンに着くとここもバスがすごい。電動カートに乗り換えるのだが満員でなかなか乗れない。遺跡に入ると雨が降ってくる。雨の中簡単な説明があって、その後20ぐらいの短い自由時間。遺跡自体はそんなに残っていないので、ここでベトナム戦争があったんだなー、とか思ってみるのが見方なのか。半日ツアーは忙しないので、足があったら自分で行くのがよさそうだ。
宿に戻って、荷物をピックアップして対岸の宿に移る(連続で予約取れなかった)。こちらは部屋は狭いがリバービューだ。その辺を散歩すると、こちらの対岸側は韓国系の宿や店が多いようだった。
旧市街のチュンバックという店で遅めの昼食。伊勢うどんのようなものがあるとガイドブックに書いてあるが、伊勢うどんと違ってすごい腰があってうまい。ホワイトローズもうまい。米粉料理の種類が豊富だ。その後、屋上に上がれるカフェがあったので(入り口が分かりづらい)、またお茶。瓦屋根が並ぶ様が一望できて、カメラを持ってこなかったのが悔やまれる。休憩のたびにカフェに入るのでおなかががぼがぼだ。
夕刻、ナイトマーケットに行ってみる。土産物屋が並んでいるだけでランタン屋は入り口に数軒。常設の縁日のような感じだ。観光客で混んでいる。

201712ベトナム その3(フエ)

■1/2

昨夜、新年だからか宿の隣で夜中までライブみたいなのをやっていてよく眠れず。
7時からの朝食をあわただしく食べて、シンツアーからフエ行きのバスに乗り込む。スリーピングシートなんだけど、最後尾のシートだったのでいまいちである。
ダナンなど何箇所かで客を拾って、ハイバン峠はバイパスのトンネルをくぐって抜けた先のガソリンスタンドで休憩。雨が降っている。フエには13時に到着。川岸の駐車場みたいなところで宿に近い。
チェックインして休んで、町に出てやたらヘルシーなフライドライスを食べたがエビなどが入っていてうまい。夕方から王宮方面まで散歩する。ここもライトアップだ。夜は生春巻きとバインベオなど。うまくて安い。
移動日だった。
■1/3
小雨である。少々風もあり、傘を差しても腹から下が濡れる。
橋を渡って阮王宮に行く。王宮のような遺跡のような、なんともいえない残り方。雨の中、2時間ぐらいふらふらする。
昼飯は昨日の夜食べた店が近くてうまかったのでまた行くと混んでいる。人気店のようだ。午後は大型スーパーでみやげ物の物色をするも自分用の缶ビールぐらい。フダビールといって、中部はこれらしい。夜は精進料理に行ってみるが、英語が通じないし、写真のメニューも精進料理だからフェイク料理で分からないし、困った。麺と何かを頼んだら、厚揚げの味噌漬けのようなものだった。
フエは地方都市のような感じだが、飯がうまかった。
■1/4
実質最終日だが、とくにすることも残っていないので、ダナンでどう時間をつぶそうか。
フエ→ダナンの列車を取っていたので、タクシーで駅に向かう。到着している車両の写真を撮っていたが、乗るのはこれじゃなくて、後からホームに入ってきたやつだった。時間通りに動き出し、ハイバン峠を海側を通ってダナンに向かう。シーズンオフのビーチが見えたり、世界の車窓からのようだ。ダイヤどおりぴったり13時ダナンに到着。
タクシーで駅から空港に移動し、荷物を預かってくれる簡単なレストランみたいなところで預けた。後で確認したら国際線の方で預けてしまったので、帰りは気をつけなければ。
ふらふら歩いてハン市場やカフェなどさまよう。お土産のチョコを買いに行ったら、ガイドブックに乗っている店なので日本人で混みあっていた。多少韓国人。
夜は中華(高かった)を食べて、空港に戻り荷物をピックアップして深夜の飛行機で帰国。
後半は観光に飽きてきたのかな、食事メインだった。

2017岐阜

11月の飛び石連休。

若干気分が重かったものの、もったいないので高山あたりを廻ってきた。

最初は学生時代以来の白川郷・高山と、五箇山郡上八幡美濃市などの重伝建を中心に、できればあの岐阜県美術館にも行きたかったのだけど、日程を組んでみると全然たりない。結局、白川郷→高山→犬山と縦に抜けることにした。

始発の北陸新幹線に乗って、富山からバスで白川郷に行く。10時頃にはついてしまうので、下手したら通勤できてしまう。片道4時間だけど。小雨の中、展望台に登るとこの天気でも結構な人である。世界遺産だけあって、外国人観光客が多い。

いくつか大きいのをみて、中心部を抜けてパンフレットによく載っている3軒並びの合掌造りの写真を撮る。足元が悪く、転びそうになって手をついて切ってしまう。手の平なので治りづらくて、帰ってからも往生した。この3件は道路沿いの食堂になっていてでかい観光バスが並んでいる。昼飯時でどこも混んでいて食事はパスしてバスで高山に向かう。

15時ぐらいには工事中の高山駅のバスターミナルに到着したので、その辺でそばを食べる。食事するところは飛騨牛の看板ばかりで、そんなに牛ばかり食べてもいられないので路頭に迷う。

宿に入ってから、まだ日があるので陣屋近くのK岩さんのお店に伺う。あいにく渡米で不在だったが、美人の奥さんが香りのよい台湾のお茶を淹れてくれる。K岩さんは今日は新宿だそうで、本当にすれ違いである。夜の町並みを歩いて宿に帰る。

次の日は一日高山散策。

翌朝、朴葉味噌の朝食。美味しいが味噌なので味が濃い。昔の米を食べるためのおかずだなあと思う。この日は冬型が強まり、雪が舞っている。Kさんの奥さんの話だと今は紅葉と雪の端境期の閑散期だというが、雪が積もったらそれはそれで風情があろうと思う。

陣屋をみてから町並みを歩くが、どうも見方がわからない。日下部家、吉島家といった古民家の方が見所がはっきりしていて分かりやすい。街を見下ろす城山公園に行くと、昔K下さんと車中泊した記憶がよみがえってきた。それまで全然覚えていなかったのだが。雪がちらつく中、天守跡まで登るが誰にも会わない。陣屋まで降りてきて、またK岩さんのお店で今度はコーヒーを頂く。円空仏もよかった。

夜、普段は見ないTVをつけると安室奈美恵の引退インタビューをNHKでやっていて、この人40歳か、俺も年取るよなー、とかいろいろ考えてしまった。

最終日、8時の特急ひだに乗って、犬山に行く。

まず犬山城。太平洋側に南下してきたからか、天気もよくなっていて天守閣からの見晴らしもよい。如庵のある有楽苑は、如庵は中は見られず物足りない。タクシーで明治村に行こうと思っていたが、タクシーがいないので歩いているうちに駅についたのでそのまま電車とバスで明治村に行く。意外と初めてである。

敷地が広くて、たくさんの建物が集められているので一つずつみていったらとても一日ではたりない。まず園内のバスで一番奥までいってしまい、戻りながら気になるのを見ることにする。まずはライトの帝国ホテル正門で、お昼ごはんにカフェでサンドイッチを食べる。昔の新大橋(今、近くに住んでいる)、長崎の教会、工場跡、露伴の蝸牛庵などが面白い。逆転裁判とのタイアップイベントをやっていて、そういう人も多いし、お弁当を広げてピクニックな感じの人達もいて楽しそうであった。

名古屋までは電車でいくつもリだったが、ちょうどバスがあったのでそれに乗り、新幹線で帰京。相変わらず駆け足だった。

201711雲取山

そういえば今年はテント使ってないね、という話になり、11月の連休で雲取山に行ってきた。

10月を過ぎると登山口のキャンプ場もほとんど終わってるし、今年は2017年なので、標高2017mの雲取山は年山なのである。(年山なんて初めて聞いたし、来年はもう言わないだろうけど)
奥多摩駅からバスで東日原に入り、稲村岩から鷹ノ巣山に登る。記憶より稲村岩が近くて、鷹ノ巣山までが遠かった。そして勾配が急。
鷹ノ巣山を過ぎると人がぐっと減る。七つ石までまき道を辿って、七つ石は登って、登り返して、奥多摩小屋前のテン場に到着。二周連続、台風が週末に通過した後の好天の三連休だけあって、寒いのにテントがすごい数。今にも崩れそうな町営の奥多摩小屋(泊まる人はいるのだろうか)で受付をして、僕らもテントを張った。夜は満月で月明かりが明るいが、風が強い。
翌朝、6時に雲取山に出発。途中樹林帯で日が昇る。雲取の山頂もものすごい人だ。
雲取山荘からのツアー客だろう。山頂には2017年の記念碑が立っている。
富士山を眺めたり、太陽が出ると暖かいなあ、とか思いながらぶらぶらテントに戻り、撤収して鴨沢に下山。鴨沢ルートが記憶してたより緩やかだったのは、前回が冬で凍結してたからか、今回の稲村岩ルートが急登だったからか。
鴨沢に降りたところにも2017年の看板が立っていて、やりすぎだろうと思った。
鴨沢からのバスが1時間後だったので留浦まで歩いて30分後のバスに乗ったが、奥多摩湖のあたりから人がたくさん(主に外国人!)乗ってきてぎゅうぎゅうに。幸い始発から座れていたが、奥多摩はやっぱり山に行っても混んでるところが嫌いだ。

201710苗場山

10月14,15の土日で、秋山郷から苗場山に行ってきた。
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7月から10月限定で秋山郷シャトル便・高原シャトル便というのが運行されているので、行きは飯山から高原シャトル便で切明温泉から秋山郷に入り、帰りはこれも季節運行の苗場プリンスからのドラゴンドラで下山するという、往路・復路とも季節限定のルートである。
秋山郷には、2012年10月に鳥甲山に登りに行っているので、5年ぶりということになる。
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赤:歩き、青:ゴンドラ
北陸新幹線を飯山で降りて、高原シャトル便に乗る。観光バスのような感じで、切明温泉に行く途中、カヤの平高原や大滝など、紅葉のきれいなポイントで休憩をとってくれる。紅葉は標高1300mぐらいのこのあたりが一番きれいだった。

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カヤの平。こんな場所があるんですね。

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大滝あたり。大滝へはもうしばらく歩かないといけない。

切明温泉は、河原に温泉が湧いていて、スコップを借りて掘って入ることができるので有名である。ちょうど観光協会がイベントをやっていたのでキノコカレーとキノコ汁を食べた後、温泉で足湯に浸かる。子どもは泳いだりしていたが、大人は足湯の人がほとんどだ。思ったよりしっかり湧いていて、そのへんからぶくぶくあぶくが上がっている。

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なにかイベントをやっていた。

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お昼。直後に売り切れていたので危なかった。

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足湯。

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全景。太った子どもが泳いでいた。

切明温泉は僻地の秋山郷の中でも一番奥で、ここから6時間ぐらい東電歩道を南下すると群馬の野反湖に到達する場所である。秋山郷の中心部と県境を跨いでいることもあり、小一時間歩いた和山温泉までしかバスがきていないので、しばらく散歩がてら歩き、途中で後からやってきたバスに乗って宿のある秋山郷の小赤沢まで行った。道中、地図を見ていると江戸時代の飢饉で消滅した集落がたくさん載っていたりして、僻地感極まりない。
小赤沢の宿は苗場荘といって、この辺では大きめの宿である。昔、鈴木牧之が泊まった宿だと書いてある。帰ってから『秋山記行』をめくってみると、小赤澤は二十八軒の集落でこの辺では一番大きいがそれでもとても貧しく、福原市右衛門の家に泊まったとある。観光協会のサイトを見ると、別に福原家の本家の古民家を保存してあり、名前からすると鈴木牧之が泊まったのはこっちじゃないかとも思えるが、たぶん移築したのだろう。残念ながら時間が無くて、古民家は見学ならず。
集落が28軒というのは、今でも変わらないぐらいの田舎である。今は車があるからましだと思いきや、中越地震のときの道路崩落の修理がやっと始まったぐらいの段階だったから、やっぱり大変なのである。

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苗場荘

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りっぱな柱梁と小屋裏

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宿の縁起?が書いてあった。

苗場荘からちょっと離れた場所に温泉があり、車で送ってくれて、帰りは散歩がてら歩いて戻ると、夕食が待っていて、天然なめこ他のきのこや、いわな、熊・猪の鍋など山の幸に舌鼓。久しぶりにビールも飲んだ。

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料理も美味しくて、いい宿でした。
熊も初めて食べた。ジャーキーっぽさがあって僕は牛とか豚の方が好きだなと思った。

翌日は、朝食後、小赤沢登山口(3合目)まで車で送ってくれた。登山口にはトイレもある大きな駐車場があったが、時期によっては満車になるそうだ。今日は時期は良いが天気がいまいちなので空いている。

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三合目登山口。ここまで車でかなり高度を稼いでくれた。

登り始めると結構な急登だが紅葉がきれいである。天気は霧雨模様。鎖場があったり、アラレがぱらついたりする中を登っていくと、2時間過ぎぐらいで山頂直下の開けた池塘エリアに出た。もうひと歩きして、11時ぐらいに山頂到着。ガスっているがたまに切れる。苗場荘で作ってもらったおにぎり弁当を食べる。

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登り始めたあたり。ガスってる。

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山頂直下。9合目ぐらい。苗場らしい風景。

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一応、山頂写真を撮ってるが人がいないとさびしいな。

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お弁当も美味しかったです。

下りはメインルートの祓川コースを途中まで歩いて、神楽ヶ峰で右に分かれる。分岐後はゴンドラが動いている時期しか人が入らないので、登山道が荒れていなくて良い感じである。しばらく下るとスキー場に入り、さらに下って15時前にドラゴンドラ到着。

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分岐。ロープウェイ終了までに下るよう、注意書きがある。

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ちょっと休憩。道が荒れてなくてよい。

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スキー場をながなが歩く。

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ゴンドラから。天気のせいか空いていた。

ゴンドラから苗場プリンスに降りて、バスを待っている間が一番寒かった。
湯沢に出て、いつものように温泉に入って、駅でご飯を食べて、新幹線で帰宅。
珍しいルートでなかなか面白かった。

201705檜枝岐

随分間が空いてしまったが、檜枝岐で歌舞伎を見てきた。

もともとFさんとそのうち行こうという話をしていたのだが、Fさんは都合がつかずDPZの木村さんと行くことになった。木村さんの記事はこちら

この歌舞伎は江戸時代から続いているそうで、茅葺屋根の舞台は国の無形文化財に指定されている。年に5月、8月、9月の3回しか公演をしていないのだが、8,9月は混みそうなので、5月に行くことにしたのだ。

写真はこちら

■5/13(金)
会津高原尾瀬口駅までは、鬼怒川温泉駅で一度乗り換えなければならなかったが、2017年4月にリバティ会津が運行するようになり、一本で行かれるようになった。便利だが、切符はスマフォからだと東武線圏内の新藤原までしか買えないので、駅まで行かなければならないのが非常に不便だ。

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会津高原尾瀬口駅からのバスを途中で降りて、重伝建の前沢集落を見学。
なかなかの雰囲気である。

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またバスに乗って、檜枝岐に行き、民宿「おぜぐち」さんに投宿。

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早めに山菜三昧の夕食を出してもらったあと、18時開場の歌舞伎に間に合うよう送ってもらう。開場の神社の前につくと既に行列が。

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今年は雪が多くて春が遅かったようで、梅と桜(山桜?)が同時に咲いていた。
演目は「奥州安達ヶ原 文治館の段」。歌舞伎を見るのは初めてだけど、能より分かりやすくて面白い。

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三番叟の演者はなんと中二

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よそ者感が出ていたのか、帰りに福島TVのインタビューを受けた。

■5/14(土)
朝一で御池から裏燧林道を歩こうと思っていたのだけど、開山まえで檜枝岐→御池の朝一のバスが運行していないことが発覚。午前中はミニ尾瀬で写真を撮るなど。雪解けの時期で植物の力が強い。

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いい感じにもやってる。

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昼頃、今日の宿の「郷」(さと)さんに荷物を置かせてもらって、御池までバスでいってみたら、駐車場は絶賛除雪中でまだ2,3mも雪が積もっていて、山スキーの人がたくさんいた。林道方面を少しだけ歩いてみて、すぐ同じバスで戻った。

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夕食は、やっぱり山菜三昧。これまで泊まった中では、ここのご飯が一番美味しいと思う。
特に山菜ごはん。残念ながら飼い犬のゆずちゃんはなくなったそうだが、猫のここちゃんがいて戯れたり。温泉もただで入れるので、2回行った。

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写真がうまく取れてないけど、すごいのです。

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■5/15(日)
20分ぐらい歩いて、檜枝岐村が一望できる展望台に登った。
平家の隠れ里伝説が信じられるような山間の集落である。
反対側の燧ケ岳はまだ冠雪している。

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帰りもリバティ会津でのんびり。ただし、車内販売や駅で弁当も買えないのがさみしい。