201012ランタン その4(12/26)

いよいよトレッキング開始である。トレッキングは往復6日を予定している。


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ランタントレッキング全体。歩いた赤線は尾根に見えるが谷。 

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書いてある地名は泊まったところ

先に全行程を示してしまうと、ランタンコーラという川沿いにキャンジンゴンパという村まで3日かけて登り、来た道を降りる、という行程である。調子がよければキャンジンゴンパで2泊して、小ピークに登ってから二日で降りることを考えていた。

一日目と二日目は約1000m登ることになるので、結構大変なのである。

さて、一日目。7時に朝食を食べて、8時に出発。つり橋を二つ渡って、谷の右岸(南側)を歩く。V字谷の底なので、景色はあまりよくない。

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シャブルベシから。一旦、正面のオールドタウン的なところに渡ってから右岸に渡る。

途中、Domenという村(というか家が2軒)で休憩したりしながら、昼近くにBamboo(1970m)に到着し昼食を食べる。ダルバートを頼んだら時間がかかって、2時間近く休んでしまった。

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Bamboo。谷底なので日がなかなか当たらない。

ここからは登りがきつくなる。つり橋で左岸(北側)に渡って、さらに登ると、Remcheという景色のいい村がある。ここでお茶休憩。

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つり橋。これはあんまり怖くなかった。写真は私じゃなくてT氏。

Remcheでは客引きが力強く、是非泊まってけと言われたが、ちょっとでも進んでおきたかったのでLama hotelまで行くことにした。帰りに泊まってもいいかなと思ったが、結局泊まらないでしまった。

RemcheからLama hotelまでは緩い下りで15分ぐらいである。到着は16時過ぎだったので、休憩が多かったとはいえ8時間行動である。なお、Lama hotelというのはホテルの名前ではなく、村の名前である。由来は分らない。

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こういう看板が村ごとにある。

Lama hotelでは一番上のLama Guest Houseに投宿。韓国人の団体客が泊まっていて、キムチとかをくれた。ツアーとはいえ、現地の食べ物を食べずに全部自国から食料を持ってきているようだった。

Lama hotelには向うからひざに乗ってくる愛想のよいネコがいて和んだ。宿にも入り込んできていたが、どこの宿で飼っているというわけでもないようだった。

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新種発見!みたいな写真になった。

夕方、木々の間から赤く染まるランタンの山がちら見えして、テンションが上がったが、うっかりネコと遊んでいるうちにすぐ暗くなってしまった。

窓にカーテンがなかったので、夜はかなり冷え込んで寒かったが、星がきれいだった。

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冬の星空は明るい。

以下、一日目の行程。
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