201408北アルプス表銀座(8/23)

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二日目の行程。常念小屋への下りが急。

【2日目】

5時半に食事。今日は余裕があるのでゆっくり7時頃出発。歩き始めはガスに覆われていた山姿が、時間が経つにつれて晴れてきて、特徴的な槍ヶ岳や、なだらかな裏銀座の稜線もずっと見えていた。

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歩き始め。槍もばっちり!

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裏銀座方面の稜線。今度はあちらを歩く?

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大下りの頭。いい気分。

平坦な稜線を楽しんで、8時前に大下りの頭に到着喜作新道の喜作さんのプレートがあるはしご場を過ぎ、大天井岳槍ヶ岳の分岐には9時半前に到着した。

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喜作さんのプレート付近

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大天井岳槍ヶ岳の分岐。

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分岐から来た方を振り返る。

ここから大天井岳方面への急登をゴリッと登って10時に大天荘に到着。ここでは11時からナンカレーが食べられるのである。

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大天荘

荷物を置いて空荷で大天井岳に向かう。大天井岳は今回の行程の中ではどの登山口からも一番離れた奥に位置しているだけあって、景色も北は高瀬ダム、正面には槍ヶ岳、南は穂高、涸沢、上高地梓川まで見える絶景である。

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大天井岳ピーク

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槍ヶ岳正面

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記念撮影

しばらく楽しんだ後、大天荘に戻り、中の食堂でナンカレーを注文。キーマだとか選べるのもすごいが、町で食べるのとあまり代わらないものが出てきてびっくりする。

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おしゃれカフェ?大天荘の経営は燕山荘と同じみたい。

ちなみに、ツアーっぽい人達は普通のカレーライスを食べていた。ナンカレーを食べたかったら個人でくるに限る?

さて、大天井岳でもまだ今日の行程の半分である。先を急ぐ。12時前に大天荘を出発し、東天井岳に向かって歩いていると、雷鳥の親子を見つけた。ひよこが非常にかわいい。人を恐れないので、近くで観察できるのも嬉しい。

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雷鳥のヒナ。かわいい。

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道中。槍もあきたとか贅沢をいう。

もう少し歩くと、東側に雪渓が残っていた。東大天井岳もその先の横通岳もピークは通らないのでらくらく歩いていると、また雷鳥に会う。好奇心が強いようで、鳴きまねをしてみると、近づいてきたりして、面白い。

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雪が残る東側からガスがあがる。

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また雷鳥。ぜんぜん逃げずにむしろよってくる。

目指す常念岳の手前は、急な下りになっている。ここを降りていくうちに東側からガスが登ってきて、常念が見えなくなった。常念小屋には14時過ぎに到着。大きな山荘である。

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常念小屋への急な下り。この分明日は昇らなければならない。

今日は土曜日なので、当然相部屋で昨日よりも混みあった。夕食はまたもやハンバーグである。お約束なのだろう。焼きなすがついていたので、下界からもってきたのか、ここで調理したのか不思議である。

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常念小屋の夕食。

一時雨も降ったが、夜には天の川が見えるほど晴れた。

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常念岳と天の川